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根尾 IoT Bootcampレポート Day1 後編 フィールドワーク

今回のブログでは、前回に引き続き、IoT Bootcampのレポートをお伝えします。高齢者が過半数の人口を占める限界集落の課題を、IoTで解決しようというフィールドワークです。前回のエントリーは、こちらです。

フィールドワーク

フィールドワークでは、3班にわかれて、獣害(さる、くま)、森林セラピー、観光地、商店、水管理などのポイントをまわり、その後コミュニティバスで人がほとんどいなくなった集落を訪問、現場の状況を肌で感じました。

訪問先だけでなく、道中でも根尾のかたが気さくにやりとりをしてくれたため、資料だけでは得られない情報に触れられました。

淡墨桜にはじまり、山河やそれをとりまく橋梁などは美しく、菊花席や猿楽などの古くからの芸能の存在など興味がつきませんでした。

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▲猿のわなについて説明を受けるグループ

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この終点の集落にお住まいのかたは1名、しかしご覧の通り、家屋は複数あり、以前はもっと人がいたことがわかります。

ほかにも当日の写真に残せなかったのですが、能郷の猿楽の舞台は木々に合間にたたずむ白山神社にあり大変幻想的でした。毎年4月に開催される室町時代より集落で世襲で伝わってきた芸能で、国の重要無形民族文化財にもなっています。

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フィールドワークの後、本巣市社会教育指導員として、地元の方の教育やリクリエーションのプログラムを企画運営されいる三本木さんと、本巣市観光協会会長の青木さんに根尾についてお伺いしました。

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話題は、淡墨桜以外にも菊花石や前述の猿楽などの観光資源と現状、猪や鹿の狩猟後の課題、旧村役場の施設を活用したサークル活用、自転車のツーリングでの来訪者の存在など多岐におよび、集落の活性やくらしの向上に日々努力されているかたのリアルな情報をお聞きできました。

フィールドワークの分析

フィールドワーク後に各チームで気付きや課題についての分析を行いました。

各々で撮った写真や情報をベースに、根尾のもっと活かしたほうが良い点や、課題について、大小様々な粒度や角度でやりとりしつつ、課題の分析をします。

付箋を利用して発散、収束をさせているチームもあれば、ネット上で写真を共有して写真ごとにコメントを書き入れたうえでディスカッションするチームなど様々でした。

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その後、各チームのディスカッションの結果を参加者全員で共有しました。

主にはまちの生活、観光、林業など地場産業についての話題が中心でした。

観光については、魅力的な場所や食べ物があることを感じたうえで、一般の観光情報にはのっていないのような、川あそびの最適な場所や菊花石の見つけ方や拾えそうな場所、おいしいモーニングやジビエがたべられる場所、コミュニティバスでの散策の仕方など、実際に来てみてほしくなった情報がうまく見つけられるような仕組みや現地のかたに聞ける機会をつくっていければというような意見がみられました。

生活面については、水源の水当番などの手間の削減や、移住に際しては不動産取引の情報やサービスなど山村地域では提供がうけづらい仕組みについてのやりとりなどがありました。

獣害対応については食料にできるイノシシやシカについては、取れるタイミングが不定期で読めない状態でも、おすそ分けから観光や飲食につかえるようなバリューチェーンの仕組みについての話題、猿、熊については人との衝突を緩和させるような対応について、他国の取り組みなどについてもやりとりがありました。

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ということで初日の日程がすべて終了。

日は暮れて、外は十五夜の月が顔をだしてました。

根尾の旅館の住吉屋にお世話になり、自家栽培、手打ちのそばなどを楽しみ、疲れを癒しつつ、翌日のプロトタイピングにのぞみます。

<Day2に続く> blog.idcf.jp

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