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サービス開発部 沼野です。IDCフロンティア セルフクラウドの機能追加作業が着々とすすんでいます。今回はその機能のいくつかをピックアップして紹介したいと思います。
それにしても暑いですね。皆様、残暑お見舞い申し上げます。
週末、子供の少年野球の試合に二日連続で応援に行きました。座って応援するだけでも暑い中、高校野球さながらに熱戦が繰り広げられました。 暑く、そしてプレッシャーのかかる中、ファインプレー時の子供達の笑顔がとても印象的でした。
さて、私も開発に携わるIDCフロンティア セルフクラウド(以下、セルフクラウド)は、昨年9月にリリースし、もうすぐ一歳の誕生日を迎えます!
そして、誕生日を前に機能追加作業が着々とすすんでいるのです。
今回は、リリースを前に、開発中の機能をいくつかピックアップして紹介したいと思います。また、画面デザインも大幅に変わりますので、画像とともに紹介します。
主な変更内容追加機能
- リモートアクセスVPN
- 利用明細ダウンロード
画面デザイン変更
- リソース
- 利用明細
それでは追加機能から詳しく見ていきましょう。
- リモートアクセスVPN
一般的にVPN接続には下図のように「リモートアクセス接続」と「サイト間VPN」の2種類あります。今回機能追加するのは、前者の「リモートアクセスVPN」です。
ちなみに、後者の「サイト間VPN」については、先日アナウンスさせていただいた「Vyatta」で対応可能です。
図1-1.リモートアクセスVPN
図1-2.サイト間VPN
セルフクラウドで、リモートアクセスVPNを実施する場合のイメージは図1-3のようになります。図1-1とほぼ同じですね。シンプルです。
(セルフクラウドでは、標準でVRを冗長構成で提供しています)
セルフクラウド内のVR(VirtualRouter)が、VPNルータとして動作します。ユーザはこのVRに対して、VPN接続することになります。
下記のように、ネットワーク部分に「VPN」タブが表示されるようになりました。 VPN機能を有効化する事で、下記のようにIPSecプリシェアドキーが表示され、VPNのユーザのID,PWを登録できます。(一部表示内容を伏せています。ご了承ください。)
図1-4.セルフクラウド VPN機能の画面
後は、PC側でIPSecの設定を行い接続するだけです。
次に、画面デザイン変更になった箇所をいくつか見ていきましょう。 現在、ご利用いただいている画面から大きく変わっています。
- リソース
全体的にデザイン変更しています。
特に図3のように、仮想マシン情報を表示した場合、仮想マシンに紐づくボリュームの詳細情報の確認および、スナップショットの取得が行えるようになりました。 これでボリューム操作性がかなり向上します!
図3.リソース - 利用明細
利用明細の料金のサマリー表示追加とともに、全体的にデザイン変更されています。
図4.利用明細
最後に意外と知られていないことを紹介します。 実は、今までみてきたセルフクラウドのポータルサイトは、iPad,iPhoneでも閲覧可能です。 仮想マシンの稼働状況や、利用明細の確認などは、外出先でもiPadなどで確認できますね。 一部動作制限がありますが、今後、さらに使いやすくしていきたいと思います。
図5.Mac,iPad,IPhoneで開発中のセルフクラウドを閲覧
いかがだったでしょうか。現在、9月頃のリリースを目指して、鋭意対応中です!
これからも、ユーザの皆様からいただいたコメント、ご感想をもとに、より使いやすい「世界標準クラウド」を進めて参ります!