こんにちは、クラウドSREの鈴木です。
今回は、11/29にリリースしたRDBのログエクスポート機能についてご紹介します。
ログエクスポート機能を利用すると、RDBマシンの「general_log」「slow_query_log」「error_log」をクラウドストレージへ自動および手動でエクスポートすることができます。
なお、本機能のご利用は、クラウドストレージが使用可能になっていることが前提となります。
クラウドストレージのご利用ガイドはコチラ。
ログエクスポート機能は、次の方法で利用することができます。
1.RDBのトップページでログエクスポート機能を利用したいRDBを選択すると「基本設定」が表示されます。
2.「基本設定」から「ログエクスポート」をクリックすると「ログエクスポート詳細画面」が表示されます。
3.「ログエクスポート詳細画面」で「ログエクスポートを有効にする」をクリックします。
4.ログエクスポート機能を有効にすると、1時間に1回クラウドストレージへパラメータグループで有効にしているログのエクスポートが開始されます。
デフォルトパラメータグループ及び指定がない場合には「slow_query_log」と「error_log」が出力されます。
5.現在までのログを即時に取得したい場合には「手動エクスポート」から「エクスポートする」をクリックします。
6.「エクスポート先」からクラウドストレージの画面へ遷移すると自動取得したログと手動取得したログをそれぞれ確認することができます。
最後に
かねてよりご要望の多かったログエクスポート機能ですが、こちらを利用することで今まではテーブル上でしか確認できなかった各種ログをファイルとして出力し、DBの負荷を減らすとともに運用を楽にすることができます。
更にログエクスポート機能を有効にしておくことでRDBでフェイルオーバーが発生した際には切り替わり時のログを自動的にアップロードするため、その時間に何が起きていたのかを把握することが容易になります。
運用の細々とした煩わしさ解消にログエクスポート機能を是非お試しください!
また、RDBでは更に便利に利用できるようお客様からのフィードバックを元に既存機能改善・新規機能開発を進めています。
ログエクスポート機能の他にも今後RDBの停止機能やマシンサイズダウンのリリースを行い、今後も更に使いやすさを追い求めて開発を進めていくRDBにご期待ください!
こんな機能があればいいのになぁ・こうすればもっと使いやすくなるのになぁといった機能があればお気軽にお問い合わせください!