こんにちは。エンジニアリング部の菊地です。
今回は7月~10月までにリリースされた機能についてピックアップしてご紹介します!
CDN
デフォルトTTL設定機能を追加
7月9日より、CDNのデフォルトTTLが簡単に設定できるようになりました!
これまでクラウドコンソールからは設定できなかったデフォルトTTLが、VCLスニペットのテンプレートから設定できるようになっています。
FAQに設定方法の説明や設定する際の注意点が詳しく記載されていますのでご確認ください。
オートロードバランス・ヘルスチェック機能追加
9月30日より、CDNに以下の新たな便利機能が追加されました!
- オリジンサーバーのオートロードバランス機能
- オリジンサーバーのヘルスチェック機能
オートロードバランスは、複数のオリジンサーバーに対するリクエストを自動的にバランシングする機能です。
ヘルスチェックは、設定したオリジンサーバーに対して、定期的に HTTP ステータスをチェックするためのリクエストを送信して死活監視を行う機能です。
オートロードバランスとヘルスチェックを併用することで、より可用性の高い構成が実現可能になります。
オートロードバランスは、対象のサービスを選択し、オートロードバランスタブにて対象のオリジンサーバーにチェックを入れると重みとオートロードバランスのオリジンシールドが設定できるようになっています。
ヘルスチェックは、対象のサービスを選択し、オリジンサーバー設定画面のオプションとして設定できます。
オートロードバランス、ヘルスチェックについてはFAQにてそれぞれ詳細な説明が記載されておりますので、ぜひご確認ください。
VCLサンプルスニペットを追加
10月28日より、 CDNのVCLサンプルスニペットがUIに追加されました!
以下のカスタマイズ設定が、UIから容易に行えるようになっています。
CDN
- 巨大ファイルをキャッシュする
- 特定のパス配下をキャッシュさせない
- 特定の拡張子をキャッシュさせない
- URLに特定の文字列を含む場合にキャッシュさせない
- 日本以外からのアクセスは403を返す
- 特定のパス配下のアクセスは404を返す
イメージオプティマイザー
- 画像の加工方法を一括で指定する
RDB
【RDB】 リードレプリカのリソース監視対応
7月15日より、RDBのリードレプリカもMackerelによるリソース監視ができるようになりました!
リソース監視の設定するためには、事前にRDBの作成とリードレプリカの作成を行う必要があります。
リードレプリカについては、作成したRDBを選択し、リードレプリカタブの「リードレプリカを追加する」ボタンから作成できます。
作成したリードレプリカを選択すると、リソース監視タブの箇所でMackerel API Key を入力します。
APIキーについては、Mackerelのダッシュボードの[Overview]-「詳細」-「APIキー」にて確認してください。
【RDB】MySQL8.0に対応
8月26日より、RDB作成時にMySQL Community Edition 8.0が選択可能になりました!
IDCFクラウドのRDB画面で「RDB作成」ボタンを押下した際に、データベースの設定から「My SQL 8.0.20 Communitiy Edition」が選択できます。
コンピュート
標準提供のテンプレート(CentOS)の追加
8月26日より、コンピュート作成時にCentOS 8.2 64-bitが選択可能になっています。
リージョン
東日本リージョン3の提供開始
9月16日より、東日本リージョン3が新設されました!
高性能かつ高収容なハードウェアの構成を引き続き採用し、2つの新ゾーン「volt」と「ampere」でIDCFクラウドをご利用いただけます。
また、インフィニットLB(ILB)、RDBについても東日本リージョン3でご利用可能となっています。
まとめ
今回は7月から10月までにリリースされた新機能などをピックアップしてご紹介しました!
リリース情報はこちらからもご確認いただけます。
今後ともIDCFクラウドのさらなる進化にご期待ください!