こんにちは、藤城(@tafujish)です。前回のidcfcloud-cliリリースに続きまして、今回はidcfcloud-cliを動かすためのRuby環境の構築について紹介します。
idcfcloud-cliはRuby 2.2.7以降が必要となります。Ubuntu16.04ではRuby 2.3.1なので問題ないですが、CentOS7ではRuby 2.0.0なのでバージョンが古く未対応です。そこで今回は、CentOS7環境でRuby 2.3.1の環境を構築する手順を扱います。Rubyのソースを持ってきてビルドすれば終わりですが、管理の問題やそもそもビルド自体が大変ですよね。Rubyのバージョン管理は最近ではrbenvを利用するのが一般的です。Rubyでの開発目的であればrbenvで環境構築するのが一般的ですが、idcfcloud-cliを動かすだけならSoftware Collections(以下SCL)でインストールするのが楽でしょう。ここでは、rbenvとSCL両方の手順を紹介して、idcfcloud-cliをcronで回すような使い方ができるところまでやります。
続きを読む