はじめまして。データビジネス本部の木村です。普段は福岡オフィスで Python の機械学習系のライブラリを使ったデータ分析・予測モデルの構築を行っています。
IDCF は今年、高齢者介護施設においてIoTセンサーとデータ分析技術を活用し、機械学習による介護/看護職員の行動認識・業務分析を実証実験として実施しました。今回はその実証実験について、技術視点でお伝えしたいと思います。
Contents:
- 実験フィールドは「介護現場」
- 実験の目的は「職員の業務効率化」
- 要素技術
- 全体構成
- IoT デバイス
- スマートフォン
- サーバーサイド
- IDCF の役割
- 行動ラベル分析
- 作業時間の分布
- 作業項目ごとの平均作業時間とトータルの実施回数
- 1回あたりの作業時間と職員属性の関係
- 機械学習による行動認識
- まとめと課題