IDCフロンティアの金井です。
2月2日(土)にhbstudy #41『セルフクラウドハンズオン auto-scalingを自作してみよう!』を開催いたしました。今回は仮想マシンの負荷が上昇したら仮想マシンを自動的に増やす機能を作るハンズオン形式の勉強会です。 当日利用したハンズオンの手順書はこちらにて公開していますので、ぜひご覧いただければと思います。
以下、勉強会の様子を紹介させていただきます。
第0部:開始前の準備
今回講師を務めるビジネス推進本部 新基盤開発部の藤城さん。今回はハンズオントレーニングのため、ハンズフリーなインカムを装備して直前の準備に余念がありません。弊社での技術勉強会も回数を重ねるごとに、工夫を重ねております。
第1部:セルフクラウド初心者向け事前説明
セルフクラウドを触った経験が少ない方のために、ポータルへのログインから仮想マシン作成、SSH接続をするための設定について実際に操作をしながら解説。個別サポートをするエンジニアも3名配置し、参加された方のサポートや質問への回答をしております。彼らは普段セルフクラウドの管理、運用やお客様問い合わせへの技術的な調査・回答を行っているメンバーです。かなりの方がこの時間から参加されていました。
第2部:FabricとMonitを使ってauto-scalngを自作
第2部というより、ここからが勉強会の本編です。最初にハートビーツ馬場様からのご挨拶があり、その後は手順書にしたがって皆様黙々と操作をされていました。講師の藤城も実際に操作を行いながら解説をしていきます。
Fabricを使ってリモートのサーバーのhostsファイルを編集するデモを行う講師(藤城)
ハンズオン勉強会では、手順書通りでうまくいく場合もあれば、うまくいかない場合もあります。そのような場合は先ほどのサポートエンジニアが全力でサポートします。
参加された方の質問に回答する私(金井)
第3部:ビアバッシュとLT(ライトニングトーク)
第1部開始の12時から第2部終了の17時15分まで5時間以上の勉強会を終えて、いよいよお楽しみのビアバッシュ。巨大なピザや飲み物が提供され、講師や参加者同士での交流会が始まりました。
ビアバッシュで活発な交流が行われています。
ビアバッシュでは2名の方によるライトニングトークが行われました。まずはIDCフロンティア ビジネス推進本部新基盤開発部 Scalrエバンジェリスト(見習い?)による『Scalrでオートスケーリング』の発表です。
「Scalrによるオートスケーリング」のライトニングトークをする新基盤開発部 成田
約5分の発表で、Webサーバーのオートスケーリングが簡単にWeb UIから設定でき、実際にオートスケーリングするところまでデモをすることができました。直前まで5時間かけて実装していたことが数分でできたため、Scalrの便利さを実感された方が多かったようです。
次に、株式会社Gnzoの菊本様による『セルフクラウドのロードバランサーへの要望』の発表です。
「セルフクラウドのロードバランサーへの要望」の発表をする株式会社Gnzo 菊本様
弊社提供ロードバランサーに欲しい機能と、その理由を詳しく解説していただきました。参加された方の中にも同じような経験をされた方がいらっしゃり、口々に「あるある」とおっしゃっていました。菊本様からの発表後、講師の藤城から技術仕様の開設および今後のロードマップの概要についての説明や、ここでしか聞けない裏話などをさせていただきました。内容は、「ここでしか聞けない」話なので割愛いたします・・・
菊本様の発表資料については、菊本様のブログから閲覧することが可能です。
今後もこのような勉強会を企画、運営していく予定ですので、IDCフロンティア主催、共催の勉強会にぜひ一度ご参加いただければと思います。
IDCFの運営スタッフの皆様、お疲れ様でした。