こんにちは、クラウド事業本部SRE部の最上です。
主にクラウド基盤の運用業務・構築・サービス設計を担当しており、最近は海外でのカンファレンスにも積極的に参加し、最新の業界動向について知識を深めています。
だいぶ遅くなりましたが、今回は4月30日~5月3日にラスベガスで開催された「Dell Technologies World 2018」への参加レポートを記載したいと思います!
The Experience - Dell Technologies World 2022 | May 2-5
今後は、IDCFテックブログではあまりなかった、海外でのイベント参加レポートも積極的に投稿していくことにしました。
私だけでなく、社内の様々な部署の人が多くのイベントに参加しているので、きっとこういった投稿も多くなるはずです。
イベントの特性上あまり詳しくは書けませんが、概要や雰囲気をちょっとだけ紹介します。
参加の目的
イベント参加の目的は、「世界のトレンドを肌で感じる」ということです。
海外でのイベントは注目度が高く、世界中から様々な方が参加します。そのため、どのような技術が世界で注目されているのかがすごくよくわかります。
IDCFでは、Dell EMC社の「XtremIO」というFlashストレージをIDCFクラウドで利用していますが、
製品導入のきっかけが、こういったイベントに当時の製品設計者が参加し、説明を聞いたことでした。
インターネットで情報収集を行いトレンドを追うことはもちろんですが、イベントに参加して直接情報を得ることも重要ですね。
Dell Technologies Worldとは
Dell、EMC、VMwareなどのDell Technologiesグループ各社の製品だったり、ロードマップを紹介する場です。 セッション数は500を超え、何万人もの人々が集まる大きなイベントになります。
General Session
いわゆるメインセッションです。何万人という単位で収容可能な広い会場で開催されます。
The Experience - Dell Technologies World 2022 | May 2-5
CEOのマイケル・デル氏の講演は圧巻でした。 講演の内容に関しましては、様々なニュースサイトで取り上げられているのでそちらをご覧ください。
・「Dell Technologies World 2018」が開幕 - マイケル・デル氏が講演 | TECH+
・ASCII.jp:マイケル・デル氏、デルテクノロジーズの「総合力」を強調 (1/2)
注目技術
以下のキーワードを含むセッションは特に人気がすごかったです。
- NVMe
- Storage Class Memory
これまでの接続規格であるSCSIやSATAなどの規格からNVMeへと変わることにより、よりSSDの性能を活かせるようになったことや、
3D XPointをはじめとする不揮発性メモリが登場したことによって、より注目を浴びているんだと思います。
また本セッションの前日に、All NVMe対応のPowerMAXという製品が発表されたので、その影響もあったのかもしれません。
座席は当然満席、立ち見も多くいる盛況ぶりでした。
実は2年前に開催された「EMC World」にも私は参加しており、イベントは終始「2016年はAll Flash Year!」という雰囲気で、All Flashに関連するセッションが多めでした。
その中の一つに「将来Flash技術は更に進化し、メモリとの距離が近づく」といった内容のセッションがあり、印象深かったのを覚えています。
あれから2年、PowerMAXのリリースがされ、いよいよ本格化してきたなという実感が湧くと同時に、たった2年でここまで技術の進歩があるのかという恐怖もあります。
少し裏話(5/4(金)の悲劇)
イベントは予定通り5月3日に終了しました。別件でアポがありサンノゼへ移動しようとしたのですが、まさかの飛行機が7時間遅延。
アポには間に合わないし、朝7時から空港のベンチで待っており足腰は痛いし散々でした。
しかし、航空会社からの補償で温かい食事をいただくことができました。
こういったアクシデントも海外あるあるですね。
最後に
本記事で、Dell Technologies World の雰囲気だけでも味わっていただけたかと思います。 IDCFでは役職者だけではなく、現場担当である社員でも積極的に海外イベントに参加できるためとてもよい刺激になります。 今後もイベントに参加した際は、本ブログで情報を発信していきたいと思います!