IDCF テックブログ

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CloudNative Days Fukuoka 2023 に参加してきました!

こんにちは、岡本 (@taisuke_bigbaby)です。

先日は福岡で開催されたCloudNative Days Fukuoka 2023(以下、CNDF2023)に、今回も実行委員として参加してきたので、その様子とイベントを通じた感想をお話ししたいと思います。

event.cloudnativedays.jp

CNDF2023について

COVID-19の影響で、これまでは東京での開催に制限されていたCloudNative Days。

昨年から感染者数が減少し、オンラインとオフラインのハイブリッド形式で開催されてきましたが、今年は開催制限が解除されました。

そのため、ついに東京を飛び出し、CloudNative Days Japan Tourの第一弾として福岡での開催が決定しました。

これまでのCloudNative Daysの軌跡は、こちらを読んでいただけると幸いです。

cloudnativedays.jp

CNDF2023のテーマは、『“Unlearning” クラウドの『べき』を外して新たな世界と繋がろう』です。

普段からクラウドを利用しているにもかかわらず、その真のパワーを活用できていない人もいれば、高度なクラウド技術を持っているが自信を持てない組織も多いかもしれません。

このテーマには、クラウドネイティブの固定概念を外し、気軽にクラウド技術について語り合う場を作りたい、という想いが込められています。

また、今回も現地だけでなくオンライン配信を通して、全国のクラウドコミュニティの活性化への貢献を目指しています。

過去のカンファレンスのセッションの動画などはこちらから確認できます

前夜祭

CNDF2023前日にEngineer Cafeにて、Platform Engineering Meetupとの共同で前夜祭が開催されました。

cloudnativedays.connpass.com

前日から既に多くの方が参加されており、立ち見客が出るほどの大盛況でした。

前夜祭はYoutubeでも配信されていたので、見逃した方はこちらからご覧いただけます。

Engineer Cafeについて

Engineer Cafeは福岡市にあるコワーキングスペースなのですが、実は福岡市赤煉瓦文化館の中にあります。

この建物は、国の重要文化財に指定されています。

歴史的な建築物の雰囲気を残しながら、現代的な文化活動に利用されていることから、多くの人々にとって魅力的なスポットとなっておりますので、是非、足を運んでみてください。

engineercafe.jp

Platform Engineeringについて

Platform Engineeringとは、近年注目されている概念になります。

DXにはアジャイルやDevOpsなどの組織的な推進が不可欠であり、特にトップレベルのスキルを持たない組織はこれらの難しいアプローチに取り組むのは難しいと思います。

そうした課題に対する解決策として、Platform Engineeringが注目されています。DevOpsやクラウドネイティブと同様に、Platform EngineeringもDXを進化させるための一つの突破口として期待されています。

とは言っても「よくわからない!!」という方は、@jacopenさんの資料がわかりやすいと思います。

speakerdeck.com

また、Platform Engineering Meetupという勉強会も開催されていますので、この機会に是非参加してみてはいかがでしょうか。

platformengineering.connpass.com

CNDF2023

カンファレンスでのセッションを聴講した中で、僕が特に印象に残ったものをご紹介します。

クラウドネイティブの基盤要素、コンテナの今と未来

  • 今回のキーノートの1つになります
  • スピーカーの@utam0kさんが言っていた、「みなさんに1つくらい『おっ面白そう』となるトピックを提供できたら嬉しい」を見事に体現していました
  • containerdのアーキテクチャなどあまりちゃんと見たことが無かったので、解説もあり非常にわかりやすかったです
  • 他にも多くのトピックを深掘りしており、終始見応えのあるセッションでした

speakerdeck.com

k8sgpt Deep Dive: KubernetesクラスタのAI駆動型分析について

  • @nwiizoさんの発表です
  • 最近流行りのAIであるGPTを使用して、Kubernetesをスキャン、診断、トリアージをしてくれるOSSについて深く解説してくれていました
  • 都度、コマンド実行するの面倒だなと思ったらOperatorがあったので、これ使えば便利そう
  • ただ、内部的にはOpenAIのAPIを叩いているはずなので、課金が走りすぎるなどのリスクが無いのかは調べる必要があるなと思いました

speakerdeck.com

初心者でもわかるKubernetes Scheduler拡張の全てとその最前線

  • @sanpo_shihoさんと@196Ikuchilさんの発表です
  • 私が普段、KaaS (Kubernetes as a Service)の開発を行っているのでSchedulerに関しては非常に関心がありました
  • Schedulerの役割について、わかりやすく解説されており、Scheduling Frameworkの拡張点をどのように活用するべきか非常にわかりやすかったです
  • Scheduler自体の拡張は自分でも手元で検証したことがなかったので、また個人で試してみようと思います

speakerdeck.com

パブリッククラウドにおけるQUIC現状確認2023年8月編

  • @yu_suke1994さんの発表です
  • QUICは以前から、ChromeブラウザやYouTubeなどで一部使用されているのは知っていたのですが、そこまで仕様を理解していなかったので非常に良い機会でした
  • 今現在、TCPで通信するのが当たり前になっていますが、QUICはUDPを利用するのが最大の特長かなと思います
  • この記事をご覧になっている方も、通信にQUICが使用されているかどうかを開発者モードなどで確認することができるので、まずはそれを見てみるのが第一歩かなと思います
  • また、スピーカーの方が、事前に参考URLを数多くGitHubに記載してくれていたのも有り難かったです

github.com

slide.rabbit-shocker.org

カンファレンスを通して

  • 久しぶりの地方開催でしたが、コロナ前の活気を取り戻してきたと思います
  • また、セッションの間の休憩時間もホワイエなどで積極的にコミュニケーションを取られる参加者の姿も見受けられました
  • 夜イベントでは、LT大会も開催され、日中のホワイエ以上により活発なコミュニケーションが行われていました
  • 今回は、運営業務もかなり忙しかったのですが、十二分に楽しめました
  • 本開催中に出た運営業務(内部メトリクスの取得状況の整備などなど)の課題は次回までに改善していきます
    • 自分でもまだまだ詰めの甘い部分が多かったので、そこを上手く回せるようになりたい.......

最後に

今年のCloudNative Daysの活動はまだまだ終わりませんので、これからの活動も要チェックしていただければと思います!

また、本記事を読んで活動に興味をもった方がいましたら、是非、私やCloudNative Days公式のXにご連絡ください。

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